これは何か失敗した時などに言われる一言ですが、例えば記憶に新しいシチュエーションですと、コップを割ってしまったことがつい最近ありました。
シンクの中に洗い物がたくさんあって、その上で鍋を持って洗っていました。
手も泡がついていたことと、頑固な汚れにゴシゴシ力が入ったせいで、つるっと鍋を落としてしまい、下にあったコップに当たって、割れてしまったんです。
ただでさえお気に入りのコップが割れたことにショックを受けているのに、畳み掛けるように夫から
「何やってんだよ〜!慌ててやるからそうなるんだろ?!もっと気をつけてやれよ!洗い物なんか慌てる必要無いだろ?」
と言われ、何も手伝ってくれずに去りがてら、さらにグサッと一言付け足します。
「お前のやることは無駄なことばっか…」
無駄ってなんなんでしょうか。
失敗は無駄なんでしょうかね…?
その言葉に”無駄”と決めつけられると、もう心の救いようが無いんですよね。
失敗したショックは、次に活かす教訓にしようとか、割れたのが隣のもっと大事なお皿じゃなくて良かったとか、怪我が無いだけマシだったとか、そういうことをちょっとずつ傷口に当てて、自分や他人に癒してもらうものだと思うのですが、夫は私の傷口を見ると”無駄”という荒い荒い塩を塗り込んで去っていきます。
理を突き詰めるなら、向こうにあるでしょう。
シンクに割れそうなものを満載させて、その上で重い鍋を泡まみれで洗う行為は、考えてみると危険ばかり。
でも私がいかに間違っているかを伝えるだけ伝えて、去っていく行為に、なんの有益なことがあるのでしょう?
私が自分の失敗になんの原因も反省も見出さず、またショックも受けていない様子なら、「お前なぁ」と、諭されるべきかもしれませんが、重々分かってる相手にさらにダメージを与えて、それこそ無駄です。
無駄というか…害悪でしか無いです。
しかし夫は頭は回る人なのでしょう、私のような回転の悪い頭の持ち主には、とっさに言い返せないような正しい理屈で、正しく効率的に傷つけてきます。
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