2017年6月12日月曜日

外面の良い夫、会社で評価される男。でも家庭では…


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多くのモラ夫、DV夫などもそうなのでしょうが、うちの夫は外面が良く、人からは、優しそうな旦那さんと言われます。

私も正直、結婚前はそうなのかなと思っていました。
そもそも男性経験がほぼ皆無だった私に、優しい男性と優しそうなだけの男性を見分ける目などありませんでした。

独身時代は同じ職場に居たので、当時の彼の仕事中の様子は、ある程度分かります。
確かに仕事中の様子を見ただけでは、男の人が家庭でどんな感じなのかというのは、男性経験を積んでいる人や、人を見る目や感覚が備わっている人にしか分からないなと感じます。
ぱっと見の印象で、”優しそうな旦那さん”と言われる理由もなんとなく分かります。

上司やお客さん、同僚には、すごく丁寧に接し、印象を良くするための笑顔を作ったり、申し訳なさそうにペコペコしたり、そういうことが上手くできる人だと思います。
そして良い顔ばかりするだけじゃなく、弱い立場の人間や今そこに居ない人間の陰口や愚痴を平気で言えたりする感性も、逆に社会の中で仲間に気に入られるのには、プラスに働くという場面もよくあるのだと思います。
テキパキと合理的に動き、利益や評価を追求できる。

だから夫は、社会的には決して、嫌われ者とかはみ出し者とか、陰湿な奴とか、性格悪そうとか、思われていないでしょう。

仕事上円滑に業務を進めるために、上司に気に入られる立ち回りをしたり、同僚の尻を叩いたり、新人を怒鳴りつけたり、お客さんをうまく乗せて個人の営業成績を伸ばしたりする上で必要な才能というのは、家庭で発揮すると相手を幸せにする才能とは、もう180度違う部分での才能です。
私は夫に対して、そういう、業務上必要な才能に関しては、十分あるんだろうなと思っています。
だから夫がこの先会社の中で落ちこぼれていく、という状況は想像がつきません。
他人の気持ちを意に介さない図太さは、たぶんむしろ出世や昇進へと彼を導くのかもしれません。

しかし、家庭の中では、最低です。
彼は私だけでなく、他のどんな女性と一緒になっても、絶対に相手を幸せにはできない、相手から愛されない、素質を、生まれてこのかた三十余年、自分の中に育くみ続けたのだと思います。

もちろんそんな夫と釣り合って、運命に導かれて一緒になった私も、同じことです。
人を幸せにできない、人から愛されない素質を、こんなにも自分の中に溢れんばかりに溜め込んでいます。
これはもうどうしようもないのかなと、正直絶望しています。
だからこそ夫と離婚して、もっと素敵な男性と出会える道を信じて進みたい、なんて気持ちが生まれないのです。

仕事ができる男性が素敵だ、という意見は、若い女性の中にも多い意見だと思います。
でも、職場での態度や、職場の仲間からの評価、というのは、その男性が家庭の中で優秀かどうかを判断する要素には、なり得ないと思って間違いないと思います。
収入さえ良ければそれで良い、という意見の女性もいるかもしれませんが、それもやっぱり結局最後には後悔すると思います。

私の夫は高給取りとは言えませんが、少なくとも収入は安定しています。
しかし、そんなものは、本当に、1ミリも、私の心を救いません。

ですからこれから結婚相手を見つけようという方は、どうか男性の、家庭の中で発揮される才能によおく注意を払って、どうか慎重に考えてください。
仕事ができるできないというのは、そういう才能の真逆に位置する感性で決定されているということを忘れないでください。

家庭の中が幸せに営まれれば、多少の貧乏などきっと、むしろ楽しんで乗り越えれるんだと今では思います。
じゃあこれで今の夫がさらに全然働かずに貧乏だったらと思うと、それはもちろん今よりもさらに最悪でしょう。
でももしそうだったとしたら…

”離婚”を踏み切れるのにな。



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