それは夫が愚痴ってるのを聞かされるのが苦痛だからです。
夫はとにかくいろいろと文句を吐き散らかします。
その文句というのも、彼の主義主張の中で一貫としてある善悪感情や、道徳観、美意識などに反するとして怒っているというようなものではなく、ただむかついた時に、むかついた対象に、やたらめったら文句を言う、というようなものなのです。
多い口調としては
「なんで◯◯なんだよ」とか
「もっと◯◯だったらな」とか
「◯◯じゃなかったら良かったのに」とか
そういう感じです。
この間は洗面台に向かって顔を洗ってる時に、水が床に垂れたのに腹を立てて
「なんでこの洗面台もっと低い位置に作らなかったんだよ、作った奴頭おかしいだろ。」
などと毒づいていました。
「もっと広く作れば水も床に落ちないのにさ〜」
こういう言葉の何がそう私の心をざらつかせるかというと、彼はとにかく無い物ねだりをしているだけで、じゃあ洗面台をもっと低く、広く作れば、にこにこと上機嫌に過ごすのかというとそうじゃないというところです。
別の場面では、道に迷った時に
「こんな分かりにくい道の付け方した奴馬鹿だろ」
と怒っていました。
でも夫は、分かりやすい道を通っている時は、その道の分かりやすさなど何も感じずに、別のことに腹を立てて文句をつけているのです。
別に私に直接何か怒っていたり、責任を追求してくるわけじゃない場面ですが、これらは本当に横で聞いていてうんざりするのです。
「じゃあどういう状態だったら満足なわけ?」
と突っ込みたくなりますが、そんなことをしても面倒なことになるだけで、口をつぐんで、このムカムカが去るのを待つしか私にはできません。
物事の悪い面ばかりをうまく探し出してきては、わざわざそれを口に出して散らし、周りにいる人間まで不愉快にする。
ほんとだね、そうだね、と同調して癒してあげたとしても、また何かあるごとにああでもない、こうでもない、ああだったら良いのに、こうだったら良いのにと、いちいち同情してあげることにも疲れました。
私が同じことを言ったら、夫はどういう反応をするのでしょう?
たぶん、
「どうしようもない事ばっかりうじうじ言ってんなよ、仕方ないだろ!」
というイラついた言葉と顔が想像できます。
どうしようもない事を、うじうじ言うことは、相手をものすごくイライラさせる、という事に、気づいて欲しいです。
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