2017年9月4日月曜日

夢のマイホームは地獄の幕開け?


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夫はお金に細かい男ですが、見境なくお金を使って借金を作ったりしないのは助かっています。

ギャンブルのためにお金を借りたり、そのお金を返すのにお金を借りたり、そういうこととは無縁に生きてきた人です。

そういう部分では安心していたのですが、家を買う、そう言いだしてしばらく経ちます。

家を買うとなると、膨大な借金を背負うことになります。
連帯保証人になるとなると、普通の嫁だったら考えないでしょうが、どうしても私は「もし今後離婚したら…」と考えてしまします。

夫は本当にその家のローンを払い切るモチベーションが向こう何十年と続くのでしょうか?
もし、家を買ったら何か人生が大きく幸せな方向に傾くんじゃないか、今が停滞しているから、それを単純に打開してくれる方法として、家という方法をとっているんじゃないかと心配です。

それでもし私たちの生活が、今のまま冷めきっていたり、もしくはもっと悪循環を見せはじめたら、夫は家のローンに対してどういう態度を見せ始めるのかが見通せず、すごく不安です。

またもう一つ恐ろしいのは、夫が少し話していたのですが、家を買うとなった時、夫の両親が何割かのお金をだしてくれるので、一緒に住むようなことになるかもしれないというのです。

そんなことになったら私は地獄です。

姑は仕事も無く、ずっと家に居るわけで、私はずっと姑にどういう態度で家の中で家事をこなしているのか、ずっと監視されることになります。
出かけたとしても、何時に出かけて、何時に帰ってきたか、すべて把握されます。
遅くなれば、どこにいっていたのかと詮索され、買い物だといったら、何を買ってきたのかチェックされるでしょう。

想像しただけで耐えられません。

ようやくこの冷めきった結婚生活にも、ある程度自分なりのペースを見つけ、自分なりの楽しみや、ちょっとしたお金を貯めて自分のために使う喜びを手にし始めていたのに、すべてがぶち壊しになります。

マイホームが欲しく無いといったら嘘になりますが、それによってどんな副作用があるのか…?
あまりにも大きな作用だけに、劇的な副作用があった時に、私たちのようなうまくいっていない夫婦が、耐えられるかどうか…

しかし夫はすごくその気で、物件などを熱心に見ているようです。
私はなるべく怒らせないように、マイホームから気がそれるようなコメントをして、彼の熱意が削がれて薄れて行くのを願っています。



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